ASAHIKAWA WOODWORKING

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家具工房伊庭善

かんながけから漆塗りまで、自らの手ですべての工程を行う個人工房。住居の横に工房を構え、製作が生活に自然に溶け込んでいるのが魅力。

製品

スツール

伊庭善の家具の魅力をシンプルに味わえる、穴をあけて持ち手とした、持ち運びに便利な小椅子です。座り心地がよいように、座面にくぼみをつけてあります。椅子としてだけではなく、踏み台やサイドテーブルなど、様々な場面で使われることを想定しています。定番として、30cm、36cm、42cm、48cm、54cmの5つのサイズのバリエーションがある他、脚の長さはユーザーの希望に合わせてカスタマイズすることもできます。

サイズ:φ30 H30~60(cm)
材質:楢
仕上げ:拭き漆

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ちゃぶ台

“ちゃぶ台”と呼ばれる日本の典型的なミッドセンチュリーデザインのダイニングテーブルです。この時代、椅子は家庭に浸透しておらず、畳などの床に直接、またはクッション置いて座り、ちゃぶ台を家族が取り囲むようにして食事などを行っていました。また狭い住宅内を有効に利用する為、脚が折り畳められ、家具の隙間に収納できるタイプが重宝されましたが、伊庭善のちゃぶ台もその機能を踏襲しています。材質は傷のつきにくい楢を使用しており、要望により長方形や卵型など、形状をカスタマイズすることも可能です。

サイズ:φ90 H30(cm)
材質:楢
仕上げ:拭き漆

壁掛け時計

日本人であれば感じられる、昭和の時代の雰囲気をもつシンプルな掛け時計です。伊庭善の他の商品にも感じられる雰囲気ですが、意識されたものではなく、伊庭善の理想のデザインを追い求めた結果だといいます。文字盤と針も伊庭善オリジナルのデザインです。

サイズ:φ19 D4(cm)
材質:サクラ、ガラス
仕上げ:拭き漆

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伊庭 崇人

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1975年滋賀県生まれ。自動車修理工を経験した後、木工の知識や技能を得る為、7年にわたって木彫彫刻家への師事や、京都の高等技術専門学校への通学、指物工房矢澤にて矢澤金太郎氏に師事した後、2007年北海道美瑛町に移住し、家具工房伊庭善を設立する。移住者にオープンな旭川の木工コミュニティの繋がりに支えられ、木材の仕入れから展覧会への出品など精力的な活動を行っている。天然素材できちんとつくられているものは、永く使うことで味わいが深くなること、手入れや修理をすればいつまでも使えることから、漆と木にこだわりながら家具をつくっている。北海道内で穫れる木材を使用することからも、その精神が作品に反映されている。

木に限らず、天然素材で作られた物は、
永く使っていくと味わいが出てきて、
新品の時よりもかっこよくなると思います。

Gallery

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特徴

漆の仕上げ

表面強度の強さに優れていることから、最良の仕上げ塗料として漆を使用しています。長い年月使用されることや、また天然の素材を使用したいという伊庭の思いが反映されています。扱いの難しい漆を自分の手で施工するために、湿度管理の行き届いた部屋をつくることからはじめ、漆の魅力を引き出す仕上げとして、サンドペーパーではなく日本式のカンナを使用した仕上げを行っています。あられ組や蟻組と呼ばれる、木の特性をよく生かす日本の伝統的な木組みの技法を用いており、それを実現する高い精度の加工を自らの手で行っています。

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削り目がはっきり見えるように、部屋を暗くし手元にだけ光を当ててカンナをかける。
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接合には釘やねじではなく、日本の伝統的な木組みの技法を用いる。
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天然の漆を用いた塗装は美しいだけではなく丈夫で実用的。使えば使うほど味わいが出る。

2007年に伊庭崇人によって設立されました。旭川市と接する町、美しい丘陵と田園風景で有名な美瑛に、控えめな住居と工房を構えています。伊庭の個人経営の工房で、自らの手ですべての工程が行われています。住居と工房が同じ敷地内にあることで、漆の乾燥に必要な湿度調整がされた部屋を、一人で管理するのを可能にしています。古い民家を修理しながら裏手の山より薪をとり、少しだけ野菜を栽培し、北海道の厳しい自然と共存する暮らしをしています。

家具工房伊庭善

Address
北海道上川郡美瑛町置杵牛下精美
Tel
0166-92-1510
Mail
info@ibazen.com
Url
http://ibazen.com/
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