高橋工芸
先代から続く高度なろくろ技術を駆使した繊細なものづくり。
現代の生活様式に自然に溶け込むシンプルな木の器を揃えています。
製品
Kamiシリーズ
北海道産のセンの木を、ロクロで挽いてつくった「木の飲み物の器」を主としたシリーズです。灯りにかざすと透けるような薄さと白い木肌の質感から「Kami」と名付けられました。「Kami Glass」の厚みは約2ミリ。温かい飲み物を器に注ぐと木を通してゆっくりと手に温度が伝わります。軽くて持ちやすく落としても割れにくい為、小さなお子様やお年寄りにも使いやすい器です。
デザイン:高橋秀寿・大治将典(Oji & Design)
材質:セン(北海道産)
仕上げ:食器用ウレタン塗装
サイズ:φ81 H91(mm
Caraシリーズ
北海道産のシナの木を、ロクロで挽いてつくった「木の食べ物の器」を主としたシリーズです。「Cara」という名前はたまごの殻に由来し、シリーズ全ての商品の形状には実際にトレースした卵のラインが活かされ手にやさしくなじみます。シナの木の表面は学校給食の食器にも使われている食器用ウレタンで塗装して仕上げ、汚れが落ちやすく、防水性や耐久性にも優れた使いやすい器です。
デザイン:小野里奈(rinao design)
材質:シナ(北海道産)
仕上げ:食器用ウレタン塗装
サイズ:φ240 H35(mm)
Kakudoシリーズ
「木の道具」を主としたシリーズです。無垢材から丁寧に削り出されたベーグル型の鍋敷き、合わせ目を45度にすることでバターの詰まりを防いだバターケース、まな板として使った後に食卓でそのままお皿としても使えるボード、側面の滑らかな凹みが指がかりになる八角形のまな板と、商品の特徴となる角丸の先端と機能的な角度から使いやすい形がつくられます。
デザイン:大治将典(Oji & Design)
材質:イタヤ(メープル)、チェリー、ウォールナット
仕上げ:オイルフィニッシュ、食器用ウレタン塗装
サイズ:W28xD17.4xH2.1(mm)
高橋 秀寿

1969年生まれ。建築会社に勤務後、1992年に挽きもの師の父経営する高橋工芸に入社。2007年に高橋工芸の代表作となるKami Glassを発表。現在はデザイナー大治将典、小野里奈らと共に「Kami」、「Cara」、「Kakudo」シリーズ等、良質な北海道産の木が持つ色や木目をそのまま活かした、シンプルで機能的な木製テーブルウェアを製造。2009年より父の跡を継ぎ、高橋工芸の二代目代表を務めている。
北海道の山々から木を預かり器をつくる。
それは山と人とを繫ぐ仕事。